Mac+FCPXでゆっくり実況動画を作る方法

Macでゆっくり実況動画を作る方法です。(=゚ω゚)ノ

編集ソフトは「Final Cut Pro X(以下、FCPXと省略する)」を使います。

FCPXで動画を編集した事がある方が対象の記事になっています。

こんな動画を作ります

今回ご紹介する方法で私が作った動画です。\(//∇//)\

至らない部分も多い動画ですが、この先を読んだらどんな動画を作れるようになるのか想像していただけると思います。

用意するもの

  • ハードウェア=Mac
  • 編集ソフト=FCPX
  • ゆっくりボイス作成ソフト=MYukkuriVoice
  • 動画の素材

「MYukkuriVoice」以外はお馴染みと思いますので、ここでは割愛します。

「MYukkuriVoice」とは?

「taku-o」さんが作成されている、ゆっくりボイス作成ソフトです。

詳しくは以下に示すURLをご覧ください。

https://github.com/taku-o/myukkurivoice

無料で使えますが、商用利用する場合は、内部で使っているライブラリのライセンスを購入する必要があるようです。

(AquesTalkというゆっくりボイスを作成するライブラリです。他のツールでも使っていると思いますので、このツールが特別という訳では無いと思います)

YouTube等で広告を表示する場合も、ライセンスが必要なようなので、ご注意ください。

まずは使ってみて、良い感じだったら、ライセンスの購入を検討すれば良いと思います。

基本的には「ゆくも」等と同じ、ゆっくりボイスの音声ファイルを作成するソフトですが、以下に示す機能があり、他の方法より高い作業効率で動画に音声を付ける事ができます。

  • ファイル名自動生成機能
  • FCPXへドラッグ&ドロップで音声ファイルを挿入する機能

作業フロー

ざっくりで言うと以下に示す感じです。

  1. FCPXで動画を作成する
  2. MYukkuriVoiceで音声を付ける
  3. 書き出す

この記事では「2.MYukkuriVoiceで音声を付ける」方法について解説します。

音声を付ける下準備

まずはMYukkuriVoiceにてファイル名を自動生成するための準備をします。

  1. 音声ファイルを格納するフォルダを作る
  2. MYukkuriVoiceにて、作成したフォルダに音声ファイルが生成されるように設定を行う

以下に方法を示します。

音声ファイル格納フォルダを作成

特別な事は無いので、任意の場所にfinder等を使って作成してください。

音声ファイルは、そこそこの大きさになりますので、フォルダを作る場所は考えた方が良いと思います。

私は外付けハードディスクに作成しています。

MYukkuriVoiceの設定を行う

1.「設定画面に切替」ボタンを押下する
2.「連番ファイル出力機能を使用する」チェックボックスにチェックを入れる
3.「ファイル名のプレフィックス」を入力する
4.「出力先ディレクトリ選択」ボタンを押下する
5.音声ファイル出力先を選択する
6.「標準の画面に切替」ボタンを押下して設定作業を終える

このような手順になります。

「ファイル名のプレフィックス」とは、自動生成するファイル名の先頭に付ける固定文字列です。

例えばここに「動画だよ」と入力すると、最初に保存した音声ファイルのファイル名が「動画だよ0000.wav」になり、次に保存したファイルは「動画だよ0001.wav」になります。

作成している動画のタイトルでも入力しておけばOKでしょう。

以上で作業前準備は完了です。

ゆっくりボイスを作成して動画に挿入する

以下に示す方法を必要回数繰り返す事で、動画にゆっくり音声を付けます。

手順を以下に示します。

ゆっくりボイスを作成する

1.音声テキストを入力する
2.「音声記号列に変換」ボタンを押下する
3.「再生」ボタンを押下して音声を確認する
4.「記録」ボタンを押下する

以上に示した手順で音声ファイルを作成します。

  1. 「再生」ボタンで確認
  2. ダメならテキストや音声記号を修正してリトライ
  3. OKとなったら「記録」ボタンでファイルに出力

という流れです。

「記録」ボタンを押下すると、事前に設定した内容に従って音声ファイルが作成されます。

作成したゆっくりボイスを動画に挿入する

さて、ここからがMYukkuriVoiceで一番のオススメポイントになります。

「記録」ボタンを押下すると、上に示したスクショにて赤枠で示した部分がアクティブになります。

ここをマウスでドラッグして、動画編集ソフトにドロップする事で、動画に音声を挿入できます。

FCPXのタイムラインにドロップします。

上に示したスクショのようにポイっと。

他のツールなら、

  1. 「記録」ボタンを押下
  2. ツリーから保存場所を指定
  3. ファイル名を入力
  4. 「OK」ボタンを押下して保存
  5. FCPXに作成したファイルを読み込み
  6. タイムラインにドラッグ&ドロップ

と操作しなければならない所を

  1. 「記録」ボタンを押下
  2. FCPXのタイムラインにドラッグ&ドロップ

と、わずかな手順で達成できます。

かなり楽になっていると思います。(≧∀≦)/

「音声作成⇨ドラッグ&ドロップ」を必要なだけ繰り返して、動画に音声を付けます。

タイムラインがこのような感じになります。

作業量が許容範囲に入ったと思います

MYukkuriVoiceに出会う前は、Macでゆっくり実況動画を作るは作業量的に無理だと思っていました。

素晴らしいツールを作っていただけた「taku-o」さんに感謝です。

Macでゆっくり実況動画を作ってみたいと思っている方は、一度試してみる事をオススメします。

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